Ry

了/観たものについて書く。

Pretty Live! (中野サンプラザホール)

 秋ライブ現地行けなさそうなので、最初で最後?の中野サンプラザ記念に書いておく。

 ワンオブザモストポピュラーオタクライブの会場であるところの中野サンプラザだが、私は今回が初めて。(下記参照)

ry-kun.hatenablog.com

 建て替えの話が出るくらいだからもちろん陳腐化している所も多いだろうけど、プロセニアムの役割を果たすたっぷりした幅の幕や、天井を平行・舞台を垂直に感じられる2階席からの眺めに期待を煽られる、素敵なホールだった。

 今回ライブとしての満足感がかなり強い。もちろん初出演初披露曲が多かったのもあるけど、シリーズ作品間を繋ぐセトリ組みや、演者の動きに合わせたVJなど演出も新規性高くて楽しかった。そもそも照明凝ってたよね*1

 アイパラ組のカバー筐体曲メドレー嬉しい。特に印象的だったのがStarlight Heartbeatのステージングで、移動はコンパクトなんだけど短い曲尺に細かい見立てが詰められた(なんたってガラスの靴を放り脱ぐ!)、最高のヒロインの振付だった。そりゃ星も舞い散る。にのが夜寄りにセトリ組まれるのも新鮮だったし、Step!Step!Step!は完全に「あの頃憧れていた女の子」を見上げる目になってしまう。

 WITHソロも嬉しかったけど、これを去年ここで観たかったんだよな~!とは思ってしまった。コヨイが順当にVJおおあばれ枠になりつつある。それからチョコレート・アイスクリーム・トルネード、曲のヘビーさに対して身体性が軽さが自在に出し入れされるの真っ当にかっこいいよ。

 一番衝撃を受けたのは「滲む、馨る」だった。デザインテーマがサイバー+ストリートカルチャーぽいキャラクターにヴォーギング要素割り振ったの本当に気風が良すぎる(分からん、ヴォーギングよりも的確な参照元ジャンルがあるかもしれない。ダンスを理解したこと一回もない)。頭をめぐらす動き、指一本たたむ動きすら遠くの席からもくっきりと見えた。二番冒頭、足元を照らすライトがじわーっと、まさに滲むように広がっていくのかっこよかったな…。

 

 

*1:Lustro della LUNAで一瞬伊東豊雄か?と思った、言いがかりだよ。